登れないヒルクライマー

山は好きだがめちゃくちゃ遅い、自称ヒルクライマーが書いてます。お願いしますオ―ディオ,PCいろいろ書いてます.

試乗インプレ 新型『izalco max disc8』、旧『izalco max di2』乗り比べ

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今回はバイクデモ埼玉にいってきたのでその試乗レポートです。

 

今回試乗してきたのは、このイベントの1日前に発表されたばかりのFOCUSの新型izalco max disc 8を乗ってきましたので、そのインプレです。

 

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発表された新型izalcoは前作よりエアロに、しかしながらFOCUSらしいシルエットを残した形状をしており、izalco max disc 9.9はドイツ本国のホームページ曰く、旧izalco maxより200Wで50km走行時に、1分30秒のタイム短縮になるとか。

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今回試乗したのはこの1つ下のグレードとなるizalco max disc 8と旧izalco max di2に乗ってきたので、その違い等をイプンレしていきます。

 

『izalco max disc 8』vs 旧『izalco max di2』

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左が新型izalcoで右が旧型の点数です。

【加速性】  4 ー 4.5

【巡航性】  4 ー 3.5

【剛性】  3.5 ー 4.0

【ハンドリング】 4 ー 4

【振動吸収性】   4.5 ー 3.5

(5段階評価)

 

 

漕ぎ出しでは両車に大きな差は感じられませんでした。両方とも漕ぎ出しは軽さが感じられます。BB周りの剛性がよく、踏んだ分がしっかりと伝わる感じです。

剛性としては両方ともFOCUSらしくほど良くしなってくれて、かつそのままパワーに変えて進むような剛性です。それでも上位グレードのカーボンを使用している旧izalcoのほうが剛性は勝ります。イメージとしてはdogma f10を少し柔らかくしたような感じ。新型izalcoはそれよりもわずかに柔らかめですが、下位グレードとは感じさせず、そこまでの差は感じません。新旧ともに、その剛性から振動吸収性もよく路面が多少悪くてもしっかり食いついてくれます。なおかつパワーを確実に伝えていてスピードも乗せやすく感じられました。力を加えるとワンテンポ置いてググッと加速していくようなフィーリングです。

肝心のエアロですが、新型の方が微妙に感じる程度です。(そもそも私はエアロを信用してない笑)今回試乗したコースが直線が長くなかったためそこまでの差に感じなかったですが、これがトラックだったり、エンデューロみたいなコースだと違いが出てくるかもしれません。

総合として、izalco max disc 8はモデルチェンジしたことで、旧フラグシップにも迫る性能を得たと感じます。ロングライドからヒルクライム、レースまで万能にこなせるオールラウンダーと感じました。レースでは剛性ガチガチのバイクよりも脚を溜められるので、後半優位に立てるのでは?と個人的には思います。

 

私としても、これは欲しい!となったバイクだったので、上位グレードの新型izalco max disc 9にも試乗してみたいと考えてます。それ次第では購入もあり得るかと……

 

では今回はこの辺りで